ハーフのタイムが1秒おしい。
第五回新宿シティハーフマラソンに参加しました。
昨年は10㎞の部でしたが、今年は、ハーフに挑戦です。
大会前日にエントリーをすませておいたのですが、
それでも8時55にスタートラインに着かないと行けないのは、
夜型の私には辛かった。
うつらうつらとすれども、ちゃんと眠れたのはきっと2,3時間というコンディション。
でも、気分は晴れやかだったこともあり、時間に余裕がでるほど早くに会場の国立競技場に着きました。
荷物を預け、ランニングウェアになりウォームアップ。
先日来左足脛に痛みを抱えていたので入念にストレッチ。
開会の挨拶を聞きながら、トラック入りしました。
富士登山の経験上あまり遠慮して後方に着くと、
後からじりじり遅れてタイムアップということになっても嫌なので、
予想タイムが1時間55分~2時間10分と書かれているプラカードの辺りに並びました。
号砲とともに、競技場の電光掲示板のデジタル表示が時を刻み始めます。
が、それでもだいぶ後方に位置する私の集団はなかなか進みません。
結局、歩いてトラックを3/4周し、走り出したのは競技場の外に出てからでした。
神宮球場を回って信濃町駅を通過、ここからは、昨年の10㎞にはない目玉のコースです。
四谷三丁目の交差点を左に折れて、まっすぐ新宿へ向かいます。
普段は、車両のみしか通行出来ない御苑脇の新宿トンネルを、走ってゆきます。
これは、気分が良い。
このためにハーフにした私としては、このお得な気分に大満足。
トンネル内を走っていたら、人がみな石像のように見えました。
どうも、中の黄色いライトがそうさせるようで、山海塾みたいな集団が、どーーーと走っていくのは
不気味なモノがありました。
かなりのアップダウンはありましたが、新宿の新しくできた丸井脇から線路沿いを千駄ヶ谷に向かいます。
千駄ヶ谷からは線路を超えて国立競技場方面へ出て美術館当りに給水所があります。
そこからまた信濃町から千駄ヶ谷と、片車線道路を潰して2周のルートです。
沿道では、そろいの協賛会社「ペンタ」のロゴの入ったジャンパーを着た人や、新宿丸正(こちらもスポンサー)の店員さんが、所々で「がんばってーー」とか「あと○○キロだよー」とか声援や拍手をしてくれます。
これが、だいたい2周目くらいからは、なんとありがたく感じることか。
走っている方は、もう限界超えちゃって辛いわけですよ。
そこで応援の声が聞こえると、なんだかそれだけで、「ああ、もうちょっと頑張ろうかなっ」って自然と思えるわけ。
なんだか人生を感じちゃいました。
つらーい長い道を重い荷物を持って登るのが人生ってモンだと言ったのは
誰だったでしょうか。
そんなときに「頑張って、もうちょっとよ。」と言ってもらったり、言ってあげられると、
きっと笑って死ねるのでしょう。
まあそんなことを考えつつも、10㎞超えて、15㎞までは、まだ、走ってると言える格好でしたが、
そこからは、止まらないでなんとかゴールまで行くことだけが目標になりました。
15㎞超えた辺りからは、歩く人も多く見られました。
2カ所に設けられた関門も5分余して越えて、国立競技場に入ると、朝は曇りがちだった空も
すっかり晴れて、電光掲示板も輝いています。
かなーーり後ろの方でのフィニッシュになりましたが、走りきりました。
2時間22運23秒、ぞろ目に一秒及ばずでした。
大阪では、国際女子マラソンが行われ2時間23分のタイムだったとあとで知りました。
ああ、そうか、倍のスピードで走る。世界のトップランナーってのは。
近いのか、遠いのか。
分からないけど、きっと来年も走ろうと心に想いを強く感じました。
さて、今年の参加賞はワンショルダーのバッグでした。
やっぱり新宿は参加賞が豪華で良いわ。
来年は、ウエストバッグがいいなあ。
写真をフォトアルバムにも追加しました。
http://fumie.tea-nifty.com/photos/5sinnjyuku/index.html
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